千葉の山も、なかなか魅力的、捨てたもんじゃないと、またまた千葉の山へ。
昨年(11/21)登った高宕山から南下、三郡山を目指すルートを考えました。
奥畑BSに車を置いて出発!今回もジム仲間との山行、関東ふれあいの道・高宕山2.7㎞の標識に導かれて民家脇の道を進みます。
その角に佇む石の祠、傍らで赤いナンテンが目を惹く。そのナンテンに山行の安全を願いつつ通り過ぎる。
まもなく山道に。路傍には?カンアオイハルリンドウを見かける。
八良塚に立ち寄っていく事にする。その後、分岐点まで戻り高宕山を目指します。
高宕山山頂に飛び出す感じは、いいですね。思い出しました。そして昨年同様、富士山が迎えてくれました。東京湾越しの冨士もおつなものです。
狭い山頂、早々に下りましょう。先は長いのです。群界尾根分岐まで戻り、いよいよ三郡山へのルートにはいります。
幾つもの小さなピークを越えていきます。中には岩が行く手を塞ぐようあったりして飽きさせません。そして、所々でモミの巨木を見かけます。
笹郷山を越え、露岩を越え、そろそろ歩き疲れた頃、三郡山に辿り着きます。展望のない、樹林帯の中ののっぺりしたところでした。
兎も角、到着です。さて、ここからが思案橋、どう帰るかです。
始めは、安房高山を経由してR410を挟んで反対側の山道を周回するつもりでしたが、日が傾き出し気が急く為、林道でR410に下りることにしました。
そして、また舗装道路をテクテク、出発地点に着いたのは16:30、スタート時間が8:30でしたので、ランチタイム20分以外の8時間弱、歩いたことになりました。
益々、千葉の山歩きに引き込まれた山行でありました。(12/12)
     
角の祠、賽ノ神であり 道祖神でもあるのだろう 心地よい路  八良塚 
     
 ?カンアオイ ハルリンドウ  イズノシマダイモンジソウ 
 
高宕山からの展望 
     
東京湾越しの富士山   高宕山~三郡山の一コマ 三郡山山頂 
今年の秋を殊更に足早く感じられるのは、気のせいなのだろうか。
暦の上でも12月、しっかりと冬を迎えているのだから時の流れは不変、と理解した方がいいのだろう。
等と、ちょこっと感傷的になりつつ山歩きを愉しむところは?
そんな、のんびり紅葉狩りは地元千葉でしょう!と結論、亀山湖方面に向かいます。
「道の駅ふれあいパーク君津」に車を置いて、まずは三石山観音寺を目指します。
片倉ダムの堰堤を横切り、寺に続く林道をテクテク、落葉広葉樹と常緑広葉樹が入り混じる房総の森の風景は独特である。
それに、房総半島の成り立ちに関わる褶曲断層が其処此処で見られるのも愉しい。
小一時間で三石山観音寺に到着。ご挨拶をしていきましょう。本尊は十一面観音菩薩という。
房総のど真ん中の山中、でも清澄山から尾根伝いの参道が伸びている。海へ続く参詣道と言う訳である。
巌に食い込むように立つ姿は岩屋の名残りなのであろう。
脇に並ぶ石仏3体、いい感じです。
その中の三面の石仏馬頭観音であろうかユキノシタが花をつけている。変種のイズノシマダイモンジソウであろうか。幸運な出会いである。
トイレ脇の手すりが付いた石段が登山道の入口です。登山道に足を踏み入れれば、もうそこは別世界、参詣者の喧噪は彼方に。
(結局、一人の人とも出会うことがありませんでした。)
まずは地蔵峠を目指します。ややわかりずらい箇所があるものの水平に道は付けられています。
終始右手にゴルフ場開発跡地を見、周回する感じ。そして、なんと今開発中、何ができるかブルドーザーがうなりを上げて動いている。
塵投棄場にならないことを願うばかりである。
地蔵峠は三叉路、が猪ノ川林道に通じる路は東大演習林の無期限公開中止の為、歩く事が叶わない。残念!

この辺りからモミ・ツガの巨木が目立つ。何でも氷河時代の生き残り、植物垂直分布の寸詰まり現象なのだとか。
更に元清澄山に方向を取ります。正に常緑樹林帯、季節を間違えた様な緑陰に包まれます。
そして、旧林道を越えて元清澄山です。ここでランチ。1時頃下山開始、ここまでは余裕でした。
が、黒塚番所跡鍋石方面通行止め、鴨川市金山ダムに抜けるしかありません。
陽の暮れないうちにサクサクこなすしかありません。整備と言う名の歩きにくい階段路、それも小刻みの昇り降り、結構疲れます。
金山ダムに着いて一安心、なれど金山BSは鴨川市側の終点、君津市と連絡する路線バスはありません。
鴨川有料道路を歩いて超えるしかありません。朝の起点の道の駅まで7㎞弱、歩きました。結局22㎞強歩いたことになるでしょうか。
楽勝ルンルン登山のつもりが案の定、8時間の歩き詰めとなってしまいました。何時もこんなもんなのですが、(;´д`)トホホ・・・。(12/02)
     
 笹川湖 斜めに走る断層   カエデの赤にやはり惹かれる
     
三石山観音寺  馬頭観音とイズノシマダイモンジソウ  見上げると青空と紅葉 
     
旧ゴルフ場開発中   清澄山~元清澄山道 常緑広葉樹林 
     
モミの巨木  ホースのように伸びる根  ツガとケヤキのツーショット 
     
旧林道   元清澄山  金山ダム
日原通いが続きます。
奥多摩の状況をチェックしていると紅葉前線が駆け足で山を下ってる様子が目に目るようです。
前回訪ねた緑濃かった金岱山は紅葉葉に彩られているという。
そのお誘いを断れません。再度八丁橋へ。
今回は前回行きそびれた天祖山へ、赤石尾根ルートで辿ることにしました。
7:30出発。水平歩道入口まで3㎞ちょっと、紅葉真っ盛りの日原川を眺めながら歩を進めます。日原林道は工事中、さて、何時まで続くのやら。
日原川散策でも十分満足させてくれる光景が次々と展開し、ZIOめを嬉しがらせてくれます。入口到着まで小一時間要してしまいました。
ちょこっと植林帯を抜けると斜面を埋めるブナ林の黄色に出くわします。もうもう、此処に導いてくれた何かに感謝です。
大ブナ尾根の分岐表示板を横目に更に進みます。しばらくはそんな自然の豪華なプロムナードを独り占めです。
赤テープ辺りで水平歩道にお別れ、赤石尾根に取り付いていきます。
緩斜面に出る辺りで最後の紅葉を愉しんだら、石柱を頼りに一気に登りつめていきます。
もう、ヒイヒイ、ハアハアです。大腿四頭筋が連続歩行を拒んで困ります。なだめながら洞の大樹までたどり着きます。
もう少し、が、それが一向に進みません。それでも石や灌木を頼りに這い上がれば、そこが天祖神社会所でした。
頃は11:15分、2時間45分位かかったことになります。ちょうど昼時、ランチにしました。
コンロを使うのもめんどくさい。バナナとアンパンをお茶で流し込んで、少しぼ~っと。
天祖山まで行っても何もないので、下ることにします。
始めの計画では大ブナ尾根を下りる計画でしたが、入り損ねたのと、その後の林道歩きを嫌ったのとで通常の天祖山ルートを下りることになりました。
(このコースも油断すると落ち葉に登山道が消され、コースを外れそうになるので、なったので要注意!)
中腹以下はやっぱり紅葉の見ごろ、存分に楽しんだ本日の山行でした。
14:00には登山口に、早めに帰路に付けるのも気持ちのいいものです。(11/16)
   
     
     
     
     
     
     
モミジ前線がいよいよ関東にもやって来ました。
これに晴天が加われば、もう出かけない訳にはいきません。
取り敢えず何所へ。奥多摩でしょう!タワ尾根でしょう!と言う訳で出掛けてきました。
今回は今シーズンよく共に出かけているジム仲間と。
千葉と奥多摩はなかなか遠い。少し遅めのスタートで、渋滞に掛かったりして登り始めが、やや遅くなってしまった。
それも良し。日暮れが早くなったこの季節、タワ尾根から長沢背稜をからめてのロングコースは止めにして、ゆったり紅葉狩りを楽しむ事にしました。
八丁橋に車を置いて、孫惣谷林道からオロセ尾根に取り付くコース取りです。
陽光を浴びる対岸の山を見上げると、只々美しく、何時もながら心躍り気持ちが昂るのを抑えられません。
8:45登山開始、1時間程植林帯の登りを頑張れば楽しい自然林帯に突入、尾根をなぞりながら紺碧の空に映える黄葉葉を愛でつつ、ゆっくり歩を進めていきます。
グットタイミング!今年も奥多摩の紅葉に出会えてよかった。それに今日は連れもいて、一緒に自慢げに、愉しむことが出来て、何時にない喜びです。
その後、篶坂ノ丸までは、はしゃぎぱ無し。11:20頃到着です。ちょいと行動食を口に入れて、その先まで足をのばします。
ウトウの頭、今日はここまで。
ただ、ここはランチ場所としては不向き、篶坂ノ丸近くの撓みの緩やかな所まで下りて日向ぼっこしながらランチすることにしました。
コンロを使って、カップ麵、ホットコーヒーと小一時間、黄色葉に囲まれてランチを愉しんだのでした。その上、無風快晴、正に望める最上の舞台でした。
13:30、そろそろ下山開始、金袋山にさしかかる頃には黄葉は薄れ緑陰が広がります。
ここまで来たら、当然あのミズナラにご挨拶。繁った青葉を落とすのも、もう間もなくの事でしょう。
15:30頃、一石神社到着、お礼を述べて、八丁橋まで戻ります。
何とか日の落ちる前に日原街道を抜け出し青梅街道に合流、一路わが家へ、となったのでした。(11/4)
     
     
な、なんと山の記事が二ヶ月も滞ってしまいました。
季節は既に秋、十月、紅葉の季節です。
その時お誘いが、「西吾妻、一切経にご一緒しませんか」。渡りに船です。
まぁ、便利屋さんと言う意味合いを含んでいるのですが、そんな事どうでもよい事です。
朝4:30出発、東北道をひた走ります。途中、朝食をとりながら9時過ぎ不動沢駐車場に着きます。
紅葉シーズン、既に駐車場は満杯状態、何とかもぐりこんで、早速出発準備、9:25出発進行。
(現在、浄土平からの直登コースは火山性ガス発生の為閉鎖されています。最新情報10/19 10:00よりレベル1通行止め解除とか)
やや、赤の発色が悪いとはいえ、登山路は紅葉に彩られ、陽光により輝きを倍加させて、愉しませてくれます。
慶應吾妻山荘への分岐過ぎると展望が利いてくる。五色沼分岐辿り着けば、疲れは一気に吹き飛び、五色沼の碧さに吸い寄せられてしまいます。
シャッターポイント有り過ぎ、只々、シャッター押しまくり、と言った状態でした。
2004年夏、一切経山・東大巓を周回をした時、確かに沼周辺を歩いているのですが(明月荘までの途中、余裕がなかったのかも)左程の印象を残していなかった。
(また、その年の秋、東吾妻山吾妻小屋の良さと共に五色沼の印象が鮮烈だった様な気がする。)
今回はなかなか印象的でした。分岐から一切経山まで終始いろんな表情を見せてくれ、飽きることがありません。
12:50、一切経山頂到着。天気は下り坂、少々風が強かったのですがケルンの裏側でランチ、カップ麵をすすったのでした。
そして、下山。一気に下って不動沢駐車場へ。そして、今日の宿信夫温泉「のんびり館」向かったのでした。
ちょこっと、お宿の紹介。キャッチコピーが「つり橋のある秘湯の一軒宿」、ネット上でも評判の良い宿らしく、納得のお宿でした。
翌日、雨模様。覚悟はしていたけど、やや気力喪失気味。昨夜のノンビリモードが影響した模様。
西吾妻山への登山は観光ドライブにすり替わってしまったのです。
磐梯吾妻スカイラインは今は無料、吾妻小富士を見ながらドライブはそれはそれで愉しいものでした。
勿論、吾妻小富士を周回しました。風が強く寒く、冬の到来も近い事を意識させられました。
最後はZIOめの趣味、皆を付き合わせ、会津の勝常寺に寄って国宝の薬師如来にお会いし、一路上京、磐越道の人となったのでした。(10/17.18)
     
 不動沢登山口より五色沼へ
 
     
五色沼変化 
 
 一切経山山頂
 
↑ 磐梯吾妻スカイライン↓
     
     
ここに来て天気が安定しません。
それでも季節は進ん行きます。夏の記憶は、やはり留め置きたいものです。
そこで、まずは気軽に楽しめる山と言う事で角間山がチョイスしました。
起点は休暇村鹿沢高原。ここは野草園も併設されていて野草観察には恰好の宿だからです。
99番観音辺りの駐車場に車を停めて登り始めます。
まず目立つのがヤマホタルブクロ、道端に多く見ます。クサフジも今が盛り、紫の群生が眩しい。
ノアザミもいたる所に。角間峠に至る斜面にはヤナギランの群生が見て取れます。
その草原で一番印象的だったのがヨツバヒヨドリの花々とその上を飛ぶ何匹ものアサギマダラでしょうか、暫し見とれておりました。
そして、山頂へ。ここでもご褒美が。もうマツムシソウ咲いていたのです。
ここの所、夕方になると雨が、それも豪雨があったりします。雲が出てきて湯の丸山を隠し始めました。
ランチを軽く済ませ、サッサと下りる事にしました。下り口を100番観音の方にしてみます。
そして、目の前の紅葉館で一風呂、なかなか野趣溢れる温泉でありました。(8/4)
     
コオニユリと角間峠  角間山と湯の丸山  ヤナギラン咲く角間峠付近 
     
 もうマツムシソウが ヨツバヒヨドリとアサギマダラ  マツヨイグサ咲く径 
         
ヤマオダマキ  シモツケソウ  ツリフネソウ  ウスユキソウ  シシウド 
         
 ウツボグサ  オトギリソウ  ウマノアシガタ キンミズヒキ  クサフジ 
         
キンバイソウ  サワギキョウ  メタカラコウ  チダケサシ  クガイソウ 
         
ノハラアザミ  ツリガネニンジン  ハクサンシャジン  シャジクソウ  カワラナデシコ 
         
シロバナニガナ  ハナニガナ   マルバタケブキ オオバギボウシ  イブキジャコウソウ 
櫛形山からの流れは未だ続いてます。今回は鷲羽岳、水晶岳へ。
18日(海の日)新宿南口バスターミナル高山行高速バスに乗り込み平湯温泉へ、そこから乗換、中尾高原のペンションで前泊、
新穂高温泉から登山開始です。
まさにその日、東海・北陸地方梅雨明け宣言、ラッキーなスタートとなりました。
チダケサシシシウドの花咲く左俣谷を行きます。道脇に目を向けると、もうタマガワホトギスが咲き出しています。
わさび平小屋を過ぎ秩父沢から山路へ。空碧く笠ヶ岳へ続く稜線がため息が出るほど美しい。勿論、穂高連峰の勇姿も垣間見えてます。
気分はハイテンション、大汗をかきながらも高度を上げていきます。そして鏡平小屋へ。ここでランチにすることにします。
鏡池に映る槍ヶ岳の勇姿は?ちょっと残念、先っぽに雲が、それでも大いに満足な風景でありました。
もう一つ、お知らせが。小屋に氷の暖簾、試しに一個だけとって4人で回し食い、これが美味しい、元気百倍、笑顔が弾けたのでした。
ここで気合を入れなおしてもう一登り、槍穂高に見とれつつ、道脇の花々に励まされつつ歩みを進めます。

黄色の競演というかシナノキンバイ、ミヤマキンバイが妍を競いあってます。
その中を進むと、やがて双六小屋に到着します。今日はここまで、取り敢えずほっとしたのでした。
翌朝、5時食事、即出発の慌ただしいモードです。今日は、予定10時間弱のロングコース、しっかりと歩かなければいけません。
そこで、双六岳を経由しない巻き道コースを選択します。残雪が無くチングルマ、ハクサンイチゲ、ミヤマダイコンソウが咲き誇り見事でありました。
天気も雲一つなく、槍の北鎌尾根から大キレット、穂高の岩峰帯がくっきりと見え、こんな好条件に、自ずと感謝の念が湧いてきます。
三俣山荘で一呼吸、鷲羽岳に向かいます。その途中途中もお花が一杯、全く飽きさせません。砂礫の急登をこなせばやがて鷲羽岳です。
1999年以来になるでしょうか、あまり記憶がありませんが本日の展望が文句なく一番です。360度の大展望に只々感激しきりでした。
さて、そうものんびりしていられません。数多くの花々に目をやりながらワリモ岳を越え水晶岳に向かいます。
途中のワリモ北分岐で荷物をデポすることで意見が一致、サブザックで水晶岳を目指すことにしました。
やはり、それは正解、岩のゴロゴロする岩峰の巻き道は荷があるとかなりきついものがあります。
水晶小屋でそそくさとランチ、幾つかの岩峰を回り込んで水晶岳の頂に到達したのでした。ここにおいても大パノラマが待っておりました。
辿って来た道を俯瞰しながら北アルプスの峰々を見ると感慨深いものがあります。
展望を愉しんだら下山です。慎重に歩を進めます。ワリモ北分岐で荷物を回収、今日の宿泊地、雲の平小屋を目指します。
そこに立ちはだかる祖父岳、まずここを越さなくてはなりません。少し足にきてるのか登りがきつかったです。
いや、小屋が見えてからの下りも中々着かず疲れました。キャンプ場の水場で水を補給して雲の平小屋に4時過ぎに到着、11時間弱の行程でありました。
三日目からはノンビリモードです。
雲の平山荘から太郎平小屋まで6時間コース、そこでスイス庭園、ギリシャ庭園、アラスカ庭園と名付けられた湿原を散策しながらゆっくり下っていく事にしました。
昨晩の夕食時、雲の平山荘の主人曰く、今年は100年に一度と思われるぐらい雪が少ないと。
確かに池塘はひび割れ、水が溜まっているものもほとんど見かけませんでした。水源の無い小屋にとっては、きっと死活問題なのでしょう。
さて、下山です。途中の薬師沢への下りは難儀したけど、またまた花に元気をもらいます。ニッコウキスゲなど新たな花に大騒ぎ、疲れを忘れさせてくれます。
途中のベンチで花を見ながらのランチ、そして太郎平小屋に無事到着したのでした。
勿論、夕食時にはビールで乾杯、まだ少し残すとはいえ、ほっと一息、今回の山行が成功した感が強くしました。
最終日折立まで3時間、12時発富山駅のバスに間に合えばいいのですから気が楽です。
名残りを惜しみつつ下っていきます。今日は金曜日、挨拶が大変な位、続々と登ってきます。
ゆっくりといいつつ、着いたのが10時過ぎ、富山地方鉄道有峰口駅へのバス便ありとの事、そちらに切り替え、富山駅に1時過ぎ到着しました。
駅前の回転寿司「とやま」で小腹を満たし、銭湯「藤の湯」浸かって汗を流し、開通した新幹線に乗って帰千したのでありました。(7/18~22)
     
ご存じ鏡池からの槍穂高  快適!西鎌尾根を見ながらの稜線歩き  見えた!双六小屋、後ろに鷲羽 
         
ソバナ  クガイソウ  ヤマハハコ  オオレイジンソウ  ヨツバシオガマ 
         
 クルマユリ  シナノキンバイ  クロユリ  ミヤマキンポウゲ  ハクサンフウロ
         
ダイモンジソウ   コイワカガミ アオノツガザクラ  ミヤマダイコンソウ  ツマトリソウ 
     
 鷲羽岳・水晶岳を目指して チングルマ咲き乱れる双六巻き道  鷲羽池を望む 
         
 ミヤマコゴメグサ  チングルマ 綿毛を包む朝露  タカネヤハズハハコ   イワウメ
 
 鷲羽岳からの展望
 
 水晶岳からの展望
         
 イワギキョウ  ミヤマクワガタ  ミヤマタンポポ  クモマスミレ  シコタンソウ
         
 チシマギキョウ ミヤマオダマキ   イワベンケイ  ミツバオウレン タカネオトギリ 
         
イワイチョウ   ミヤマアカバナ  エゾシオガマ  ミヤマアキノキリンソウ アキノキリンソウ 
         
シロバナニガナ   キヌガサソウ  ベニバナイチゴ タテヤマリンドウ  シロバナタテヤマリンドウ 
 
 雲の平山荘からの展望
     
 アラスカ庭園  朝焼けの薬師岳  ニッコウキスゲ咲く太郎平
またまたのお誘い。はじめは平ヶ岳、が只見地方は雨模様、梅雨時の渡渉は・・・?
梅雨時にお似合いの山で思い浮かぶのが櫛形山、そこで皆にご推奨、再びの中央道疾駆であります。
県民の森にナビ設定、グリーンロッジ前に8時頃到着、色々用を済ませて8:15分頃出発です。
1989年以来、その時の印象は優しい山、がなかなか歩きでありました。ルートの取り方で大きく変わるのでしょう。
今回は中尾根を登り北尾根を下ることにしたのですが、蒸し暑い中での樹林帯の登りは予想以上の大汗をかいてしまいました。
でも、櫛形山特有のサルオガセをひっかけた林相、コケ類、シダ類が覆う湿った大地を味わうチャンスでもあります。
そんな道端にはイチヤクソウ、コアジサイ、ヤマオダマキ、フタリシズカ、クサタチバナ・・とそれなりに賑やかでした。
そして櫛形山頂上、丁度昼時、多くのハイカーで賑わっておりました。
我々もそれに合流、山での定番、カップ麺とH珈琲を頂いて暫しの休息を愉しみました。。
ランチ後三角点を踏んでから裸山へ向かいます。途中、突然頭上でヘリコプターがフォバリング、ハイカーが突然倒れ込んだのだとか。
近くにいた若者のグループが的確な判断で搬送に協力、フォバリング地点に担架移送、間もなくヘリコプターに収容され飛び立って行きました。
命が守られる事を祈って見送ったのでした。狭心症を患ったZIOめにとっても他人ごとではありません。
そして裸山へ。鹿の食害から守るフェンスに囲まれてアヤメが生き延びておりました。でも、こんな形でも見ることが出来幸せでした。
それからアヤメ平へ。ここもフェンスで守られておりました。そのお蔭でお花畑が現出、グンナイフウロ、キンポウゲ、テガタチドリ・・・が咲き誇っていました。
一日でも張り付いていたい気分に、がそうもいきません。後ろ髪を惹かれながらも、選択的中でちょっと鼻高気分でアヤメ平を後にしました。
フェンスの扉を潜る時、目を走らせたら、その内側と外側の差のあまりの違いに愕然としました。
田中澄江記念碑でトイレ休憩をして汗だくでグリーンロッジに辿り着いたのでした。
下山後、富士川町のまほらの湯で一風呂、身も心も気分爽快で帰路についたのでした。(07/03)
     
サルオガセ息づく森   櫛形山山頂  山頂より富士山を望む
     
 コアジサイ  シロヘビイチゴ アヤメ
         
ハルカラマツ   フタリシズカ  クサタチバナ オオヤマフスマ  ミヤマムグラ 
         
     
裸山のアヤメ  グンナイフウロ  ヤマオダマキやキンポウゲが咲き誇る 
     
 ミズチドリ テガタチドリ  ミヤマタムラソウ
     
 シモツケソウ 田中澄江顕彰碑と富士  まほらの湯 
梅雨の晴れ間が期待できるから山に行こうとのお誘い。
何所へ?鳳凰三山!ウ~ム・・。手頃な足君らしい。でも、自分的にはグットタイミング、行く事に即決したのでした。
混雑前の首都高を通り抜け、8時過ぎに青木鉱泉に到着。既に多くの車、やはり考えることは同じなのでしょう。
以前、下って来て辟易したドンドコ沢を登ることに、8:40過ぎ出発です。
覚悟はしてたのですが、さすがにきつい。歳のせいなのか、南精進滝を過ぎ白糸滝辺りで一杯一杯、早めのランチで様子を見る事しました。
ZIOめ、軽い脱水症状を起こしていたようです。何とか回復、五色滝を愛でることが出来ました。
そして更にひと登り、14:10過ぎ今夜の宿、鳳凰小屋に辿り着くことができました。
小屋に荷物を預けて地蔵岳へ。蟻地獄のような登りはやはり荷物を背負ってはイケマセン。
そして頂上、見事な展望を愉しむことが出来、心弾む心地でした。思えば前回は霧の中、感慨深いものがあります。
オベリスクのてっぺんを目指すようなことはしませんが途中まで辿って南アルプスの展望を満喫、大いに満足のZIOめでありました。
帰りは楽ち~ん。小屋まで駆けおりる感じ、そして小屋前でお約束の缶ビールの祝杯を上げたのでした。
翌日は余裕のヨッチャン、既に地蔵に行ってるので小屋の朝食を食べて観音岳に向かって出発です。
幸い天気は晴れていて真に「五月晴れ」(旧暦の五月十五日)ピッタリです。山頂付近でイワカガミのお出迎え、未だ会えるなんて嬉しい限りです。
やはり梅雨時、遠望は利かなかったものの白峰三山は勿論、富士山八ヶ岳も確認でき、リベンジを果たした感じでした。
薬師岳への路は心躍る稜線歩き、スキップしたくなります。
そして、中道を下山、長い変化に乏しい路をひたすら下ります。追っかけるようにガスが下りてきます。蒸し暑いたらこのうえない。
何とかふられずに13:00に青木鉱泉に到着、ここでランチ。ここでやっとコンロの登場、カップ麺を頂きます。
食べてる途中で雨雲に追いつかれますが、セーフと言う事で良いでしょう。
残念なのが青木鉱泉、温泉施設も稼動してなくて困った、他を探すしかない。
「むかわの湯」を見つけ行って見る。良い温泉施設でした。
湯はあの糸魚川構造線に関係するフォッサマグナ層から湧出しているのだとか、なんか効きそうな湯で、浴場も清潔だし、お気に入りに追加してしまいました。(6/18.19)
     
 南精進滝 五色滝  地蔵岳のオベリスクが眼前に 
     
 ミヤママンネングサ キバナノコマノツメ  シロバナノヘビイチゴ 
     
地蔵岳   岩峰からの甲斐駒ケ岳  クモマナズナ
     
 観音岳を目指して  イワカガミの群落
 
 
 観音岳からの展望
 
 地蔵岳を振り返る  富士山と薬師岳  八ヶ岳遠望
     
薬師岳からの富士   ツガザクラ キバナシャクナゲ 
高原歩きが続きます。「友あり遠方より来る」と言う訳で友と共にお出かけ、信州・松本に出かたのでした。
行き先は、何時もの予定は未定。
中央道諏訪湖近くなると曇り空の隙間から青空が、これって花咲く高原にお出で、と言う事かとなり、すぐさま反応諏訪茅野ICで下りたのでした。
目指すは霧ヶ峰、角間川をさかのぼり車山スキー場を起点に歩いて見る。
レンゲツツジがお出迎え、スズランやウマノアシガタ・・・も見かける。
車山頂上は大賑わい。ちょうど修学旅行シーズンらしく小中学生が続々、挨拶疲れしてしまうほどでした。
その小中学生達と八島湿原までご一緒に、賑やかでありました。
それでも旧御射山神社辺りまで来ると静かになります。この付近の雰囲気が大好き、御射山ヒュッテでお茶しながら暫し揺蕩っていました。
そして、さてと腰を上げ、今日のお楽しみ浅間温泉の旅館に向かったのでした。
勿論、祝杯。が、友は下戸、我のみ大いに頂いたのでありました。
翌日は一転遺跡巡り、それはブログにて。(6/14)
     
ツツジ咲く高原  コバイケイソウ咲き出す(鷲ヶ峰 を正面に)  車山、奥社
         
ウマノアシガタ   シロスミレ サクラスミレ  タカトウダイ  ワチガイソウ 
     
 八島湿原からの車山  八島湿原と鷲ヶ峰  旧御射山神社
     
 アヤメ ニリンソウ  クリンソウ 
     
 ホウチャクソウ ミツバツチグリ  御射山ヒュッテのパウンドケーキセット 
2014年に続き妙高・戸隠周辺を歩いてきました。
今回も道野辺の野草を求めてゆらりゆらりと。
斑尾沼の原湿原・休暇村妙高周辺・笹ヶ峰牧場周辺・乙女湖周辺・戸隠森林植物園・せせらぎの径辺りが主な訪問地でした。
その備忘録代わりの写真を羅列添付します。
そんな訳で、あまり面白いものでないので軽くスルーして下さい。
今季は雪が少なく一気に暖かくなった為か、花の開花時期が早まり、期待した花々の花期に間に合わず残念!と言った場面に多々遭遇したのですが、
なれど、代わりの野草、木々に目を向ければ、それぞれに個性的な姿を見ることが出来、愉しいものでありました。
特に今回はトチノ木やニセアカシア、イロハモミジのダイナミックな美しさに圧倒されてきました。
自分の無知さ加減に萎れ、改めてまだまだ勉強しなければと思うZIOめでありました。
(6/1-3)
 
妙高休暇村の朝 
 
乙女湖からの噴煙たなびく焼山・火打山 
     
 カキツバタ咲く沼の原湿原  二重の虹、妙高休暇村の朝 ウマノアシガタの群落、笹ヶ峰牧場 
     
     
 ハリエンジュ(ニセアカシア) トチノキ  イロハモミジ 
         
 ヤマボウシ  タニウツギ クロズルの雌花  シウリザクラ   ウワミズザクラ
     
 サイハイラン  コケイラン キバナノショウキラン 
         
 ミズタビラコ  ヤマハタザオ ハルカラマツ   ウワバミソウ   ジャニンジン 
         
クルマバツクバネソウ   クリンユキフデ イワガラミとツルアジサイ ヒロハユキザサ  ユキザサ
         
 クルマバソウ  ヤマサギゴケ  ズダヤクシュ テングクワガタ  ヤマクワガタソウ 
         
オオナルコユリ  ミヤマナルコユリ  ヤグルマソウ カキツバタ   アヤメ
       
 ホウチャクソウ ササバギンラン   ウマノアシガタ ベニバナイチヤクソウ  ギョウジャニンニク
         
 シロバナヘビイチゴ ウスバサイシン   ハルザキヤマガラシ ジンヨウイチヤクソウ   タニギキョウ
         
 ミノボロスゲ グレーンスゲ   ゴウソ ヒメシラスゲ  ウツボグサ 
         
 ミヤマカンスゲ  ホガエリガヤ  ヤマスズメノヒエ  コンロンソウ フデリンドウ 
     
花咲くハルジオン(奥)と蕾のヒメジオン(手前)  清流とヤブデマリ  水辺のクリンソウ
季節は駆け足、一気に暑くなり躑躅の季節も過ぎ去りそう。
駆け足と言えば小学校の運動会もいまや、この季節の開催が常識化しつつあるようです。
そして例年、守門の麓で運動会を応援してましたっけ。そのついでに中越の山を一つ二つというパターンだったのだが今年は在宅。
それではと出かけたのが本社ヶ丸でした。
今回は珍しく同行者女子二名、ジムでの知り合い、そんな登山も悪くはないかという心境になりまして、本社ヶ丸はその意向反映しての選択でした。
いつもの発電所から清八山に向かうルートではなく、笹子駅から本社ヶ丸鶴ヶ鳥屋山の中間部角研山を目指すコースをとりました。
のっけからの急登、少し山行回数が減っているZIOめにはハードでしたが、同行者の手前何とか頑張りました。
このルート、延々と舗装道路を歩かなくても済み、下部の植林帯を抜ければ気持ちの良い落葉広葉樹林に出会え嬉しい。
初夏を思わせる日差し、紺碧の空、そして緑増す木々、花は少な目ながら、心躍るルートでした。
角研山に飛び出せば気持ちの良い稜線歩き、222号鉄塔辺りか三つ峠も見え出し、咲き残りのミツバツツジを愛で愉しいかぎりです。
また、ギンリョウソウマイズルソウを見かけ、梅雨が真近く感じられた瞬間でもありました。
予想通り本社ヶ丸山頂は人が一杯、狭い山頂が埋まってました。若干の展望を愉しんだら下りる事に、ゆっくりランチを愉しむどころでは無かったからです。
鉄塔を少し下った木陰でランチ、コンロの出番、ラーメンとドリップ珈琲を、山で食べるとなんて美味しいんだ、言いあいながら済ませたのでありました。
お腹も、山を愉しむ心も満たされると、敢えて鶴ヶ鳥屋山を目指す心は消え失せます。
帰りの渋滞を考慮するなら早い下山も悪くないと、皆の気持ちが一致、もとのルートをゆったりと下山したのした。
もちろん、笹一酒造に立ち寄ってお買い物、明るい内の帰宅となりました。(5/22)
     
 御坂山塊方向 賑わう本社ヶ丸山頂   小金沢蓮嶺方向
     
ミツバツチグリ    ニシキゴロモ 
   
 ギンリョウソウ マイズルソウ   チゴユリ
今日は高尾山への野草観察会。
今年は結局暖冬、やはり例年より季節の進みが早いようでスミレ達も終盤、自分としてはタカオスミレやマキノスミレを見たかったのですが・・・、
でも未だ春真っ只中、他にも草花は一杯なので愉しみです。
JR高尾駅北口集合10:00、それから、何所まで行けるか日陰沢までゆっくりスタートです。
いつもながら、歩き出しの中央線沿いの土手辺りから観察が始まり、後は追って知るべし、であります。
まずは、オニタビラコ、このキク科タンポポ亜科の説明から始まり、冠毛の有無が識別のポイントと話が進みます。
ですから、無知なZIOめにとっては付いていくのが大変です。
コースとしては城山登山口辺りまでなのですが、帰りのバス、日陰発15:4?と言った具合と申せば想像頂けると思います。
まぁ、それはともかくとして、お勉強した草花を、取り敢えず羅列して自身の備忘録にしたいとおもいます。
なので、お暇なら付き合って見てください。(4/26)
     
マルバスミレ  タチガシワ   フタバアオイ
         
 アオイスミレ  ツボスミレ シャガ   ミツバツチグリ キジムシロ 
         
カキドウシ  ラショウモンカズラ  オドリコソウ ニリンソウ  イチリンソウ 
         
 シロヤブケマン コチャルメルソウ  ナツトウダイ  オニタビラコ  コオニタビラコ 
         
 ホウチャクソウ トウゴクサバノオ  マルバコンロンソウ  ウワバミソウ  カテンソウ 
またまた小田原発、帰りがけのちょこっと登山、今回は世附からミツバ岳・権現山をピストンしてしてみました。
丹沢湖周辺は丁度、春真っ盛り、山は新緑の中に桜が点々、湖畔は植栽された枝垂れ桜が満開、佳き日であります。
寺沢Pに車を停めて、滝壺橋脇の登山口から登り始めます。ヤマブキの鮮やかな黄色の花が登山口を飾ってくれているようです。
まず、杉の植林帯の急登が待ち受けている。黙々とこなしていくと薄暗い樹間を白く舞う花吹雪が流れ込んできて幻想的光景を現出。
一陣の風が何所の桜花をもたらしてくれたおかげなのだろう。植林帯を抜けると気持ち良い自然林に。この辺りの桜の高木が便りをくれたかな。
未だ裸木立の木間越しに丹沢湖が見え隠れする。その木立も芽吹き始めている。足下はスミレがいっぱい、おおむねタチツボスミレなのだろう。
ハルリンドウも咲き出した。そして、チラホラとミツマタの木が現れ始める。
そうなのです。ミツバ岳はミツマタの群生地として名を馳せている。
が、花を盛りは2週間ほど前、辿り着いて見れば、果たして、鮮やかな黄色の発色は失せ、残光のような白い花が群れていました。
それでも花盛りの壮観さは充分想像できる光景でした。、今日は富士山が綺麗、欲張りません、これで十分です。それに静かです。独り占めも良いものです。
しっかり愉しんだら権現山への路を辿ります。とても気持ち良い路です。ミネザクラだろうか、彩を添えてくれています。
権現山山頂も静かでした。周回のルートも考えましたが、軽い気持ちの今日はここまで、富士山を真正面に見ながら、ノンビリ下っていきます。
落ち葉で支尾根に迷い込み易いルート、慌てず、しっかり、もと来た道を辿ります。
下り立った丹沢湖周辺は明るい陽射しの下、春爛漫、「山笑う」状態でありました。(4/15)
     
 朝陽浴びる丹沢湖 ミツバ岳からの富士山  権現山への路 
     
 大室山・檜洞丸を望む 桜に彩られた新緑の山々   富士山を見ながらの権現山の下り
     
 ハルリンドウ タチツボスミレ、  ミネザクラ 
     
 登山口のヤマブキ 山の彩   丹沢湖湖畔
桜列島と化した日本列島、この時期ならではの新緑と桜のハッとするような風景、この出会いを求めて、さて、何所に行こうか。
栃木の大平山は桜の名所と聞く。関東平野に突き出したこの丘陵地帯を歩くのも良い案かなと思い付き晴れ間を狙って出かけて見ました。
何所を起点にするか悩ましいところですが、シンプルに大平山神社の参道口、あじさい坂駐車場に車を停めて、気の向くまま歩くことにしました。
ちょうど桜祭り、人出が予想されるので、8時前には歩き出す準備を整え、太山寺の枝垂桜は後回しにして、あじさい坂の脇の径を歩き始めました。
登山道の入口にニリンソウ、植栽かな、未だ朝方、花はうつむき加減、お寝むの様です。
タチツボスミレの他は取り立て目につきません。桜だけが、我が世の春を謳歌しているそんな風景が眼下にひろがります。
大平山神社にご挨拶、お寺の御堂のような造りに神仏習合の名残りを垣間見られるのだとか。フムフム。
更に上へ。奥宮にも立ち寄ってご挨拶、「天目一大神」を祭っているという。ここ栃木、「毛」の氏とタタラをイメージしてしまう。
大平山山頂は富士浅間神社でもありました。関東平野を見渡す好立地、中世には山城もあった模様、北条と上杉の確執の場でもあったのでしょう。
ここを越えると雑木の明るい尾根道、ヤマツツジが花を付け出しました。この後、終始、山路に彩りを添えてくれて、愉しさを倍加させてくれたのでした。
途中でカタクリスミレも散見、晃石山~桜峠~馬不入山と心地よい山路でした。
眼下の里山は真に「山笑う」風情、霞立つ中、薄緑の色合いの内に桜色が点々、意図した風景に出会えて大満足のZIOめでした。
馬不入山でランチ、久しぶりにコンロを使ってのカップ麺、美味しかった。
帰りは、ぐみの木峠から大中寺へ、紫陽花で有名のようですが、今は桜の綺麗な素敵なお寺でした。
そこから、登り返し謙信平へ。
やあ~、すごい!車が大渋滞。茶店のテラスも満杯。こんな日だけは、歩いて観桜が一番ですね。
テクテク歩いてあじさい坂駐車場に、締めに太山寺枝垂桜を見て家路についたのでした。(4/6)
     
 桜回廊  大平山神社  晃石神社
   
馬不入山から   ヤマツツジ咲く尾根道からの中山  コブシ咲く~(^^♪
     
 ニオイタチツボスミレ ナガバノスミレサイシン  エイザンスミレ 
   
フモトスミレ?   ニリンソウ  カタクリ
     
 大中寺 謙信平   太山寺の枝垂桜
家庭内サービス、任務終了。さて何所か山を登りましょうか。
長岡発、この時期の花の山で思い浮かべるのが角田山か弥彦山、ならばと、思い続けていた角田山に登ることにしました。
登山口がいっぱいあるので迷うところです。取り敢えず灯台に進路をあわせてGO!
その途中、福井地区の登山口に遭遇、誘われるようにそこを起点とすることにしました。
長谷寺様式の十一面観音さんをまつる観音堂の後ろ側から登山道は始まります。
直ぐにユキワリソウとご対面、早や~、地区の人々によって手が入っているのでしょう。
ここでもキクザキイチゲが妍を競う。
やがて植林帯を過ぎ尾根通しに出るあたりではカタクリの群生がお出迎え、なかなか見事です。こちらが今日の主役のよう。
カタクリ・ロードを通り抜け、進路を北に変え急な階段路をこなすと広場に出る。そこが頂上でした。
如何にもランチの似合いそうなオフィス街の広場みたいです。
多くのハイカーが、それぞれにシートを拡げ食事中、皆愉しげです。そこに参加させてもらいましょう。
昼寝がてら小一時間そこで過ごし、さて下山することにしました。
誠に、春の日の、花と戯れながらの、ノンビリ登山、結構でありました。(3/28)
     
福井 登山口 頂上から木間越しの角田岬   振り返れば白き飯豊の山々
     
ユキワリソウ三態 
     
カタクリ二態  キクザキイチゲ 
春休み、新潟からお呼びがかかりました。
そこに便乗して能登半島の猿山岬に広がるユキワリソウの群生地を訪ねて来ました。
あまりに見事だったので、下手な写真ながら、アップして見ました。
入口となる深見地区は小さな漁港、その裏山を登っていく感じ。
登山口では地区の人がたこ焼きとアンパンを売っている。というかそれのみ、それも今日は雪割草祭り、祭りの屋台がわり、と言う事なのでしょう・
最初は急坂ながら、港を見ながらの心地よい路。やがて山の斜面を埋めるユキワリソウの群落地に至る。
一気に春めいて咲き出したと言う感じで、嬉しい限りである。
それにキクザキイチゲが競演、正に艶を競っている。スミレはタチツボスミレが主、?スミレを見かけた程度でした。
他にエンレウソウイカリソウを見る事ができ、狙い的中、自慢顔で山を下りて来たのでした。(3/27)
     
 ユキワリソウ三態
     
イカリソウ  キクザキイチゲ   深見漁港
     
 ヒナスミレ? タチツボスミレ  エンレイソウ 
やはり大丹波川沿いの花が気にかかります。
お日様が暖かな日差しを送ってくれる今日はお出かけ日和、行くしかありません。
登山口付近の道路の膨らみは手頃な駐車スペース、そこががけ崩れで狭くなっている。いつ崩壊したのだろう。ここも使えなくなるかもしれないなぁ~。
それは兎も角、どんな様子かワクワクしながら大丹波川に下りていきます。
おぉ~。とば口からユリワサビハナネコノメの花のお出迎えです。感激!
がと言う事は、ここから先はスミレなどの花は未だと言う事なのでしょう。
そこで、下手なデジカメでのんびり撮影タイム。一人だけの花との戯れは、何とも心地よい。
気持ちが済んだら、歩き出します。登山口の注意書き通り、橋が流されたり傾いたり朽ち始めたりと、変化多い登山路になっている。
この登山路を愉しみながらユルリユルリと遡行していきます。春ですね、花はまだでも鳥のさえずりに、早瀬のせせらぎに、それを感じます。
もうちょっと後ほどになるスミレの咲く頃、また来たい所であります。
そして、川乗山に続く尾根上に登りつめます。横ヶ谷平と呼ばれるここは一転明るい展望地、この変化は誠に心地よい。
さて、川乗山に寄らず日向沢ノ峰へ。ここでランチ。
風がありちょっと寒い。ぶら下がっていた温度計は5℃、コンロを使うことなく軽めに切り上げ、棒ノ折山へ向かうことにします。
下りは結構大変。雪解け路が難度を上げている。その路を幾人かのトレイル・ランナーとすれ違い追い越される。そう言えばコースになっていた。
それで、良く踏まれているわけだ。以前は破線登山道だったのに。
棒ノ折山は先客一人、もっとも時刻は3時、納得。
百軒茶屋へ下るのは初めて、こちらも結構な下り、周回してきたお御足にはなかなか堪える。
更に堪えたのが百軒茶屋から登山口までの登り勾配の舗装道路、こんなに歩くのなら使わないコンロなぞ持ってこなければ良かった。
と自分自身に吠えたのでした。(3/20)
     
ハナネコノメ二態  ユリワサビ 
     
     
富士は見えねど三ドッケが良い  日向沢ノ峰にて  棒ノ峰山 
     
 ヨゴレネコノメ ヒナスミレ  ヤマネコノメソウ 
     
山葵田のワサビの花   大丹波川登山口
こんなマークから始まりました。
何~故か?今日はマイ・バースディ!。何もありませんが唐突に始めて見ました。
本当は、季節の話題ハナネコノメ探し。
さて、何所にしよう。はじめ大丹波川沿いの遡行を考えたのですが、登山口は雪模様、これでは展望も花探しも無理。
ならばと、向かったのが五日市の小峰公園、ここを起点に金剛ノ滝を覗いて見ることにしました。
開園前なので駐車場探しに一苦労、隣接する工場団地脇に発見して一安心、ここを起点に桜尾根を辿っていきます。
入口の八坂神社にご挨拶、八坂神社という名の如く尾張津島神社の牛頭天王さんを勧請したようである。
桜の開花はもう少し先、今は梅が花盛り、タチツボスミレもチラホラと咲き始めている。馬頭観音を過ぎ園内最高地点を過ぎ下るとまもなく金剛ノ滝
目指すハナネコノメは、少し早かったか!恥じらうが如く紅色の葯をちょびっとのぞかせて、花弁を閉ざしておりました。
それでも無理やり撮っては来たのですが、やや不完全燃焼です。
その後は当然今熊山へ。天気も今一つ、予報の下限ギリギリ、戸倉三山を目指す気分も失せて今熊神社に降りて行きました。
ミツバツツジに彩られたイメージが強い。そのため開花前の様は閑散としていて不思議な感じです。
そこからテクテク小峰公園へ。何かあるかなとひと回り、セりバオウレンの群生開花しておりました。ご褒美かな、ささやかなバースデーでありました。(3/12)
     
雪降る 大丹波川林道 八坂神社  馬頭観音 
     
ハナネコノメ二態  散りツバキ 
     
今熊山   ハハコグサ タチツボスミレ 
     
 セりバオウレン二態 セントウソウ 
恒例の小田原出張、なれば、その地の利を活かして、夙に有名な沼津アルプスを歩いて見ようかな。
御殿場線の2番電車に乗ってウキウキ。
登山口まで車が多いZIOめにとって、電車移動は遠足気分、早速窓際に席を占めます。
とは言ってもご存じ御殿場線、下り電車はガラガラ、慌てる必要はありません。
予報では晴れと見ての出発でしたが雪模様、山北~御殿場間は完全に雪景色、アララ・・・。
でも谷峨駅辺りのこんな日の風景も一興です。丹沢方面は真っ白、一瞬雪踏みも有りかなと思うも、ダメダメ初心貫徹です。
箱根を回り込み沼津駅が近づくと雪が消え、空も明るくなり青空さえ垣間見える。こんなにも天気が違ううんだと実感させられた小一時間の旅でした。
駅構内のスタバで朝食やら何やら済ませ、目の前のバスターミナル8番から多比に向かってGO!。
多比停留所で下車、目印のコンビニは?廃業しておりました。
それは兎も角、表示通りの小路を山側に入っていきます。9:10分頃のことでありました。
春ですね、ホトケノザの色鮮やかな紫色や菜の花の黄色が道脇を飾ってくれる。その奥に太平山が見えている。そこまでまずは一登です。
尾根筋まで登ると富士山が見えるポイントがあるが今日は叶わず。三島市に続く山並みが見て取れ、次回はそちらから来るのも一案かなと思ったりもする。
程なく太平山山頂、山桜が満開の時おいでよ、と言ってるよう。でもその時は人人で混雑しそう、クワバラクワバラ。
次は鷲頭山、行く手に大きく見えています。岩っぽい尾根上は常緑樹林帯、ウバメガシやアオキを多く見ます。
進行方向右手に富士、左手に海、行く手の尾根道に思いを馳せ、振り返ると辿って来た山々を見渡せ、成る程、沼津アルプス、言いえて妙なる表現です。
文政三年の石灯篭が立つ鷲頭山、ランドマークとして古くから親しまれてきた山なのだろう。
周辺、椿ロードのよう。落下した深紅の花に目を惹かれ、見上げると濃い緑の中にも濃い紅い椿の花が、何とも良い心地である。
遠望が利かないし、未だ先は長い。歩を進める事にする。
小鷲頭山から志下峠まで一気の下り、中将岩の岩屋でフムフム、半島の付け根、古来よりの地に似合ったお話しではあります。
志下坂峠まで下れば予定の見通しも立ち一安心、そうなるとお腹の虫もグ~。カヤト尾根と名付けられた気持ち良い路、その適当な場所でランチタイムとする事に。
徳倉山頂上は気持ちの良い広場、20人位のグループがランチタイムを愉しんでいました。
そこから、階段状の路が一気に160㍍以上下り、登りだと結構しんどいかもと思いつつ慎重に歩を進めていきます。
次なる山が横山、何ともありふれた名前です。もともと名など無く便宜上付けたのかも知れません。
ここで大きく方向を変えて八重坂峠へ。そして舗装道路を横切り最後の山香貫山への登りです。
電波塔を目指してテクテク、山全体が公園化されているようだ。
そして沼津駅まで、もう一歩き。日枝神社に寄ったりして、3:20到着、およそ6時間の愉しい沼津アルプス縦走でありました。(2/25)
     
ホトケノザと大平山  三島市に繫がる山並み、富士山とのご対面叶わず  鷲頭山 
     
 鷲頭山手前の尾根上からの太平山 椿ロード  小鷲頭からの沼津港 
     
 鷲頭山を振り返る  香貫山  越し方を振り返る
見込みが外れると、やはり気にかかります。セツブンソウの事が。
そこでリベンジ、やはり確実な四阿屋山に、薬師の湯を起点とすることにしました。
薬師コースを辿り、山居広場に寄ってロウバイフクジュソウを鑑賞、背景の武甲山よくマッチしていました。
両神神社奥社からが本番、慎重に鎖場をこなしていけば程なく頂上、両神山が大きく見えています。
反対側の大堤に下るつつじ新道は今回は避けて山居から大堤に下ることにしました。
つつじ新道との合流点から少し下った尾根上から大堤の集落が垣間見え、これが山里の景観、いいですね。
さて、堂上のセツブンソウは如何に。未だ開園準備中で、花の姿は見られず。
が、あきらめず探します。そして、数輪見つけました。何とも嬉しや!一輪見つかると、その周りに数輪、頭をもたげんとしておりました。
3/6日がセツブンソウ祭りとか、それまでに枯葉を覆い隠し、白い絨毯を現出させる魔法がかかるのでしょう。(2/19)
     
 この山は両神山の遥拝所なんだ  ロウバイ園からの武甲山  フクジュソウ
     
武甲山に連なる山々   四阿屋山山頂 両神山 
     
眼下の大堤集落  セツブンソウ二態 
節分を終え立春を迎えると俄かに賑やかになります、花の話題で。誰もがと言う訳でなく己がですけどね。
ネット上ではセツブンソウの開花情報もちらほら、そこで絡めて登山となると四阿屋山か三床山、未踏と言う事で三床山を選択。
まずゴルフ場を目当てに進路をとり、付近をそろそろ進むと侵入口発見、登山口となる鹿島神社前に到着しました。
猿田彦が先導する鹿島社、ここは鬼怒川水系の近く、いろいろ気になるけれど置いといて、入山のご挨拶をして登山開始です。
ネット上ではこの山の登山口付近にセツブンソウの自生地があるとの事、何時もはそそくさと歩くZIOめも慎重に歩き始ます。
が、結論から申しますと見かけることはありませんでした。残念!(川東から入るルートを下山後学習、リベンジ!)
それは兎も角、三床山周遊は楽しいものでした。市民の山と言った趣があり、次々と登ってきます。
神社から三床山までのいきなりの登りに苦労させられますが、そこからは展望の利く尾根歩き、関東平野のど真ん中のような気分に確かになります。
まず目につくのが雪を頂いた富士山、一瞬余り近く見えるので浅間山と見間違える程、大小山の延長線上にあるのだからそうなのでしょう。立派です。
もう一つのランドマーク男体山も連山を率いて堂々たる姿です。その奥の白き峰々は谷川連峰でしょうか、目を転ずれば関東平野、極上の空間が広がっていました。
幾つかの小ピークを越え一床山が最後のピーク、まぎれの無い360°の展望を愉しんで、起点鹿島神社に戻ります。
心残りはセツブンソウ。が、柿平地区を訪ねても星野地区を訪ねても会えませんでした。やはり早すぎるのかな~。
しょうがない、残った時間で遺跡巡り、壬生古墳群と羽生田古墳群を訪ねたのでした(マイブログにて)。(2/7)
     
鹿島神社   富士山  三床山頂上
     
眼下にゴルフ場   一床山を望む 一床山山頂 
 あけましておめでとうございます。
今年は、えらくノンビリ、今日一月十四日が初登りとなってしまいました。
目指した山が鷹ノ巣山と、な、なんと昨年と同じになってしまいました。
なんとも進歩しないZIOめでありますが、前年と同程度に山と戯れる事が出来ると解釈頂いて、お付き合い願いたいと切に思う訳でございまする。
今年は去年以上に雪が無く、まるで晩秋の山を歩くと言った気分で枯木立を愛で、落ち葉踏みを愉しんできました。
それと、富士山の眺望も、やはりかかせません。  
ルートは多摩湖畔を起点に水根沢から鷹ノ巣山へ、帰りは六ッ石山経由の水根への周回、分相応のコース取りかな。
そうそう、六ッ石山周辺を午後二時過ぎ、ヘリコプターがやって来て旋回、2、3度ホバリングを繰り返すのを目撃しました。
(自宅に戻りネットで検索したのですが、)事故でもなかったようで、訓練なのか、と思いつつ、妙に気になった一光景でありました。(1/14)
     
 薄化粧にもなってない  石尾根もご覧の通り  やはり富士山で~す
     
 山の重なりが美しい  奥多摩のランドマーク大岳山への木の葉道  ホバリング中