直線上に配置

2000年

新緑の季節、山は何処でも愉しいのだけれど、さて何処に?
で、迷ったら箱根でしょう。
で、道了尊最乗寺から明神ヶ岳から明星ヶ岳経て宮城野に降りる事に。
最乗寺の境内通りシャガを愛で、石仏を愛しみながら山の稜線を目指す。
尾根は明るく開けた気持ちのよい道。
まず草ボケが出迎えてくれる。そしてキンポウゲやらニリンソウやらアズマギクやらが。
眼を転ずれば箱根の山々の緑のグラデーション、その美しさに、ただ感じ入るのみ。
そして、締めは当然、温泉、勘太郎の湯に浸かって
後は電車に揺られて、居眠りしながら帰るだけ、
今日も極楽、極楽。(05/07)
富士山と花の両睨みで小楢山へ。
コースは峰越林道使って焼山峠からピストンするお手軽コース。
カラマツの新緑が陽に輝いてなんとも美しい。その下の道脇にはチゴユリ、アマドコロ、マイズルソウ、タチツボスミレ、ラショウモンカズラ‥を見かける。
そして、山頂は絶好の富士見地点、雲を棚引かせた絵に描いたような富士山を見ることが出来ました
眼を転ずれば、雪を頂いた南アルプスが連なり、秩父の金峰山もはっきり見て取る事が出来、きょうはハッピーな一日となりました。
(06/04)
レンゲツツジの美しい季節
今回は高原ドライブを兼ねながら、
高ボッチ、鉢伏山へ。
当日は絶好の行楽日和、高原は澄み渡り、前景に満開のレンガツツジ、
背景に、松本盆地を挟んだ、眼前一杯に銀色に輝く北アルプスの連山が
安易に来過ぎた感はあるけれど、やはり素晴らしい
鳥が囀り牛が草を食み、
人々は笑いながら語り合う。
善き哉、人生はとつい続けてしまいたくなる程。
きょうは鉢伏山の山開き、地元の方のお誘いでお神酒を一献、
草競馬の話を伺い、この次にはお出でよとのお誘い、愉しい締めくくりとなりました。
(06/18)
7月は谷川岳へ。
今回もロープウェーイ利用のお手軽登山に。
まず、何時見ても感動する一の倉沢を眺めてから登る事に。
相変わらず賑やかだなぁと思っていたら今日は山開き、小屋では健康診断までされ、血圧が高めの事が判明、ちょっと意外な思いに。
展望は今ひとつであったけれど、道々に花を色々と見れ、ラッキー。
まずイワカガミ、ドウダンツツジ、ギンリョウソウがあらわれ、続いてハクサンチドリ、ニリンソウ、コマノツメ、キンポウゲ‥が。
頂上付近では、ホソバヒナウスユキソウ、イワザクラを見ることができました。
(07/02)
ZIO家恒例、お盆夏休み縦走は、今年は東北、焼石岳に。
それこそ恒例、お盆大渋滞をも、ものともせず、東北道をひた走り、夏油温泉手前の空き地にテントを張り一夜を過ごす。
朝起きてテントから顔を出すと、何処かで見た顔が、彼も気が付き二言三言。店の近くの若者でバイクツーリング中とか、なんと奇遇!
そんな事が有りまして、第一日めは経塚山を越えて金名水避難小屋まで。
ブナの森を越えお花畑に癒されつつも、経塚山に難儀させられる。しかし、その苦労も吹き飛ぶほどの金名水避難小屋の居心地の良さ。
誰一人居ず一人占め、夕方地元山岳会の三人が中沼から遡行してきただけ。のんびりとした時間を持つ事ができました。
翌日、焼石岳目指して小屋を後にする。気持ちのよい稜線はお花畑に埋もれ夢のよう。
東北の山並みが何処までも何処までも続く。栗駒の山並みも近くに見つけられ、遠く白く輝く山は鳥海山であろう。
正に山を深く味わって、去りがたくも山を後にしました。
帰りは夏油の湯に浸かって(実はリュックの重さに肩が摺りきれ味わう事が出来なかったのですけど)山行を締めくくりました。(08/13.14)
紅葉を求めて、さて?
奥日光、切込湖、刈込湖に行く事に。
取あえずテントは積んでるしキャンプ場を目指す。霧降高原キャンプ場を探し当て一泊。
翌朝霧雨なるも雨武装して湯元を出発。辺りは湯気と霧が混じりあい幽玄なる雰囲気を醸し出している。
刈込湖は静かに湖面に紅葉を映し、涸沼は一面の草紅葉で静寂を支配しているようでした。
こんな素敵なのに、佇んでいるのは我々だけ。
天気が優れないが為の現象なのでしょうが、自分達だけでは、ほんとうにもったいない気がしました。
(10/09)