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2004年、初登りは、富士展望の山へ。
ところは、九鬼山。富士急禾生駅起点、田野倉駅終点の970mの山へ。
展望の山だけに、天気が心配だっただけど、当日(01/11)は朝から晴天。
電車のなかからは、すでに富士山が顔を見せ、おもわず喝采。
禾生駅に着くと、駅頭から、もうすでに「オイデオイデ」するかのような富士山、ついつい気持ちを逸らせてしまう自分がいました。
実は、今回も「金魚のフン」登山でしたが、とても愉快な山行となりました。
同行の皆さん、ありがとうございます。


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今年の初スキーは、菅平へ。
予想以上の晴天、その上無風とくれば、ゲレンデでおとなしく滑っている気には、とうていなれる訳はないのでして。
そこで、根子岳の山頂ヘリポートまでアタック開始。
菅平高原ゴルフ場の新雪を踏み分け標高を上げて行くと、白き峰峰が横一線、雄大に広がり、それだけで来た甲斐があったと思わせる風景でした。
もう少し詳しく述べると、まず眼前に北信五岳が肩を並べる。
中でも高妻・乙妻のピラミダルな鋭鋒が登山意欲をかきたてるようでした。
更に目を展ずると、鹿島、五竜の姿が白く聳え、更に更に連なりをたどって行くと、槍がここだと自己顕示していました。
北アルプスの途切れた、そのむこうに白く見える山は乗鞍でしょうか。
そんな訳で、三時間にもおよぶ、シールのあまり効かないスキーでの登山も苦にはなりませんでした。
さて、下りは颯爽とはいかず、自分の下手さ加減に腹を立てながらの、
情けない下山となりました。
の息吹を感じに丹沢の向かいの仏果山に行ってきました。(3/7)
天気はよく、風も無く、陽だまりハイクに最適な日和でした。贅沢を言えば、春霞がかかって展望がいまいち、でしたけど。
それでも、宮ガ瀬湖越しに大山から蛭ガ岳等丹沢山塊が望めいい気持ち。
更に、いい気持ちにしてくれたのは、木々草草の息ずかいが感じられた事。
桜、躑躅にはまだ早いけど、キブシがダンコウバイが目を楽しませてくれ、足元にはタチツボスミレが可憐に咲いてました。
そして、なにより感動したのは、木の切り株が水を吸い上げて、びっしょり濡れている様を目にした時です。
だから、山はやめられませんね。
だだ、山頂に無粋にも鉄骨の展望台が建っているのには、ガッカリ。
下山地点のリッチランドの露天風呂、ちょっと得した気分にさせてくれました。
花を求めて、というには、ちょいと早いけれど、だからこそ、静かな奈良に行ってきました。
今回も、結果的には、塔と観音巡りと言う事になってしまいました。
行程は、室生寺~長谷寺~談山神社~聖林寺~法華寺と言った順。
メインは法華寺の光明皇后をモデルにしたといわれる秘仏十一面観音さん。想いのほか、小柄でしたけれど、噂どうりの美形、恋して参りました。その他にも、長谷寺の観音さんは雄大でしたし、聖林さんのは、神秘的、いかにもフェノロサがかかわっている雰囲気でした。そして室生寺では、三体の国宝仏に魅入ってしまいました。
談山神社では藤原鎌足、不比等の思いに馳せ、興味尽きない2泊2日でした。(3/20.21)
を求めて奥美濃まで、そう、ご存知、根尾の薄墨桜を、夜引いて走って、見に行って参りました。
ネットで薄墨桜の開花状況を見ていたら、満開との事、明日は休めるし、天気も良さそう。
これは、チャンス到来、絶対見に行くべきという論理成立。
土曜日の仕事を急いでかたずけて、一路、東名高速を南下、夜の10時ごろ、駐車場に到着、もとより車中泊は覚悟の上。
以前、三春の滝桜で経験した事がここでも、こんな時間でも、人影の絶えることなく、やはりと、一人納得、とりあえず早速、ご対面。
星明りの中、幽然と佇む様は、噂に違わず慄然とするものがありました。
そして、夜明け、陽光の中に煌めくその生命体に、再度感動を味わわせてもらいました。
カメラのシャッターを切りまくり、堪能し、でも名残惜しみ、それを断ちきり、その場を後にしました。ちなみに、それでも朝の7時頃だというのに、駐車場につながる道路はすでに大渋滞の様相でした。
 それから、ちょいと欲張って高山の隣の宮村の臥竜桜を見に東海北陸道を北上、しかし荘川あたりは、まだ残雪が色濃く、芽吹きにまだ早く、加賀白山の白さが目立っていました。
目指す桜は、もう一週間、と言った所でした。
GWお約束の山に行ってきました。
今回は奥秩父の秘峰(?)和名倉山
天気予報では、連休前半が好天とか、それに乗り遅れまいと土曜日、必死の配達業務。なにせ四日分まとめてこなすのですから大変、それでもなんとか二時過ぎまでにかたずけ、いざ出発。
一の瀬高原キャンプ場に6時頃到着、そそくさとテントを張り、ラーメンを食べて即就寝態勢なんせ明日は長丁場。Zzzz...
4時起床、5時半歩き始める。
ガスってはいるけれど、カラマツの芽吹きが新鮮、気持ちのいい登りとなる。路も整備され鼻歌気分で、分岐まで。
成る程、「入山注意」の立看。気を引き締めて
入山。幸いこの頃からガスが晴れ、日が射し路も明瞭、安心して歩ける行程になりました。
石楠花には、ちょいと時期が早かったけど、ドウダンツツジが花をつけていました。
東仙波あたりでは、雲も上がってきて、奥秩父の山並みが望見できワクワク。
富士山こそ遠望出来なかったものの、左手から雲取、飛龍が並び、正面に唐松尾がおおきな山容を見せそして、右手に笠取、雁坂嶺、更にその奥に、国師、甲武信、三宝山、嬉しい限りです。
和名倉山のピークは原生林の中、証拠写真をとって、開けた地点で昼食となりました。
ちょいと昼寝をして、帰路へ。
将監小屋到着が6時ごろ、12時間程度の行程でした。行き逢った人々が15人位、多いのか少ないのか?
驚きは小屋での混雑度、すったもんだの後、結局はマグロの如く三列に交互に並べられ、一列24人、73人詰め込まれ寝不足の一夜をすごす事となりました。やはりテントを持ち上げるべきだったかと後悔。
翌日、山小屋の混雑に恐れをなし予定変更、
空模様も怪しくなるとの事、唐松尾、笠取を経て下山へ。
青梅で渋滞したけど、日の出のほうに回り込み、まあまあ順調に、家にたどり着いた
ZIOめのGWでありました。
花の季節
躑躅や石楠花の名所は数々ある中で、さて、何処に行こうかと、ネットサーフィンしていると、矢板の八方ヶ原でレンゲツツジ満開の情報、
それなら、そこから、釈迦が岳、鶏頂山を目指すルートを設定。
キャンプ場も在るみたいだし、と思っていたら、途中に鉱泉がいくつかあり、その魅力に屈し
そのひとつ、「小滝鉱泉」に前夜泊決定!
料理がおいしく、なかなかいい旅館でした。
さて、まずは登山、ツツジガ原を後にして、釈迦が岳へ。けっこうアップダウンがあって、見かけによらない手ごたえ感がありました。
シロヤシオがおおく、ウラジロヨウラクツツジもみかけ、愉しましてくれました。ブナの林の雰囲気もなかなかでした。更に今年初めて不如帰の鳴き声を聞いて感激、メボソムシクイも渡ってきてるみたいで初夏の感を強くしました。
展望はなんとか。西に男体、女峰、日光白根と続く連山がはっきり見て取れ、それに尾瀬の山々南会津の山が重なり、北に那須の山々、その間から飯豊連峰が顔を見せ、吾妻連峰もまだ白き峰を覗かせていました。
鶏頂山との往復はちょいとタフ。
そして、鶏頂山は人の多さに驚き、即退散
ガスって来て下山、いい山行でした。
                (6/5.6)
石楠花を求めて南会津の荒海山にいって来ました。超のつく台風の北上を気にしながらの登山となりましたが、展望が得られ、まずまず。ガスの間隙から日光、尾瀬の山々、那須の山々、そして先日登った高原山、次のターゲット日留賀岳を望め安堵しました。ただ石楠花は花芽がほとんど無く、今年は駄目みたいでした。
今回、山より興奮したのは麓のキャンプ場、其処は鉱山の小学校、廃坑による廃校になった施設の再利用のようでした。ところが着いた時には人っ子一人いないもぬけの殻。ただマーガレットだけが咲き乱れていました。看板には、「どうぞ、あとで伺います」と。結局、朝まで誰も来ませんでした。鹿の鳴き声だけが、夜の深さを教えてくれました。
                  (6/19.20) 
連日の猛暑、この高気圧なら、持ちこたえてくれるかな、と思いきや、な!なんと!土日(もちろん山に行こうとしている)に前線が移動し冷気が吹き込み荒れ模様。でも予定は有限と乗鞍へ。登り口は子の原高原より。ここは良品計画のキャンプ場内で立ち入り禁止とか、そこを許可をもらって入山。
雨中の出発ながら、まずは順調だったのだけれど、それこそ、な!なんと!尾根にたどり着く直前、コムラにピリ
そうです!軽い肉離れを起こしてしまったのです。万事休す。3千mの山はあなどれません。尾根上の非難小屋泊りの撤退と相成ってしまいました。
原因はストレッチ不足か、負荷のかけ過ぎか、ハードスケジュールか、反省点色々。
ただ、ここ奥千町湿原は最高、別天地です
眼前に雄大な御岳が広がり、かえりみれば、笠ガ岳が屹立。足元にはコバイケイソウが咲き競い、そして静寂、道脇の苔むした石仏、泣きたくなる位のロケーション、懐深い乗鞍のとば口の一日でした。
                    (7/10.11)
いよいよ、恒例、縦走の八月
ところが今年はちょっと様変わり
七月に大異変、自身もミューも自爆あけの最初の山行、まずは何処に行くかで思案。
今年の休配日が3日間と言う事もあり、吾妻連峰に設定、部分的には何度か登っているけれど、ゆったり周遊もいいかな、と。
まず、兎平の吾妻小舎へ。
ここが浄土平の喧騒から離れた隠れ家的雰囲気で大当たり、いい意味で予想外でした。そしてその夜の星座がまた最高、ペルセウス流星群の出現までは起ききらなかったけど、天の川を横切る夏の大三角、Wのカシオペア、北斗七星、南斗六星にいたく感動した夜でした。
翌日、一切経山~家形山~烏帽子~昭元山~東大巓~明月荘へ。
一切経山あたりでは風雨を突いての山行となりましたが、昭元山あたりで薄日が差し込み、明月荘に着いた頃には陽光が燦々。
おかげで弥平衛平湿原をゆったり散策することができました。
小屋も清潔で快適、宿泊者も我々も含めて3パーティ10人、夏のアルプスの小屋を思わず思い浮かべてしまいました。
翌々日、明月荘~谷地平~姥が原~兎平
途中、東大巓あたりで目にした飯豊連峰、蔵王連峰もなかなかのものでした。
帰りは新野地温泉の露天風呂で汗を流し完了。脚もなんとかもってくれました。
メデタシ、メデタシ。(08/13.14.15)
山にいきたいのは、やまやまなのだけれど、いまいち体調に不安、でも出たがりやのZIOのこと、何処かいいとこと、物色。
そこで、気になっている吉野金峯山寺蔵王堂の蔵王権現、只今、世界遺産記念で、秘仏公開中、その秘仏にさそわれて、東名、名阪をのりついで大和の国へ。その大和の国、今彼岸花に彩られ、ひと足早く秋色を演出中。
そこで、まず彼岸花の名所、葛城古道へ。たおやかな風景に、いい気分。
黄金色に色ずく稲穂に、朱、そして家々の白壁すてきなコントラストに感激、
更に萩やコスモスまで咲き迎えてくれるのですから格別です。
そして、すこしもやった平野部に、耳成山、畝傍山、天香久山の三山が見渡せ、ついつい古代びとに思いを馳せてしまいました。
花を満喫して吉野へ。
ほんとうは、桜の季節に来て見たいのだけど、それは後の愉しみにとって置いて、まずは蔵王権現さんとご対面。対座し約10分弱の瞑想、圧倒的「怒」のこころに浸って参りました。
帰りに、飛鳥路をかすめてきたけれど、やはりすごい人出でした。
とにかく、奈良は朱色に染まっていました。                   (09/19.20)
今年の最初の紅葉狩りは、
東吾妻山へ。
その選定の根拠は、夏の縦走で登り残してしまった事。
それに、立ち寄った吾妻小舎が感じが良くて再度
泊まって見たかったから。
そして、その選択は大正解でした。
小屋は雰囲気もさることながら、食事も美味しくて、
人びともアットホームで最高!
季節も、浄土平は、今!紅葉真っ盛り。
ちょいと小雨模様だったけれど、山行には問題なし
(もっとも、実は台風一過の晴天を期待したのだけれどね)
そんな訳で、いざ東吾妻山へ。
雲の多い状況ながら、安達太良、磐梯山、そして、西吾妻山、東大巓、一切経山‥吾妻連峰の峰峰が雲間に見ることができ、大いに満足。
満足ついでにもうひと登り、一切経山へ。
鎌沼めぐりも楽しく、山からの展望もまずまず。
特に五色沼が息を呑む美しさを呈していました。
更に、浄土平への下山途中で、陽射しが刻一刻と替わり、桶沼や浄土平付近の紅葉が輝き増し、変化し、とてもとても、感動してまいりました。
そして、帰りにおきまりの温泉。
今回は幕川温泉に。     
ここも、○でした。
高山の登山口でもあり、
今度は、ここに泊まって、
高山に登ろうかな等と
夢想してしまいました。    (10/10.11)
11月も中ばを過ぎると、
落ち葉を踏みしめての、陽だまりハイクが狙い目かなと、
好天を励みに、朝早立ちで、奥多摩へ。
奥多摩湖から、すぐ、尾根に取り付ける御前山へ。
登り口はまだ、紅葉が残っていて、奥多摩周遊道路は、早くも賑わいを見せ始めていまいした。
最初から予想以上の急登に、ちょっとびっくり!
でも、気持ちよい道でした。
多摩湖を眼下に治め、雲取、両神の山々を見晴るかし、更に上へ上へと。
頂上は、残念ながら、展望が望めないのだけれど、
ゆったりした昼食タイムをとれて満足、満足。
さすがに人気の山、次々とお仲間がやってきます。
よきかな山は。(11/21)
温泉に珠にはゆっくり入ってみたい、等と考えて、箱根を選定。
柄にも無く、高級を目指したら、なななんと、予約とれず。
今時の温泉旅館は値段の高いところから埋まっていくらしい。
もっとも、逆に、その事態に、ほっと胸を撫で下ろしているZIOめなのだけれど,
つくづく貧乏性であることも再認識したしだい。
ともかく、昼12時前に出発する事が出来、
2時過ぎには東名御殿場到着、乙女峠辺りでは
メチャメチャ富士山が綺麗。
道端で写真、だけで満足するZIOめではありません。温泉といっても登山靴はしっかり車に積み込んでありんす。
というわけで、公任神社より金時山へ。
一時間少々で頂上へ。
予想どうり見事な富士山を見ることができました。
明星ヶ岳等、箱根の山々が小春日和の陽射し中で、たおやかに広がり、更に、愛鷹山の裾に駿河の海が光り輝いて見えた時は感動ものでした。
翌日は、石仏めぐりを。
伝、曽我兄弟の墓等、愉しく拝見。
制作年代の1300年頃というと、鎌倉末期、
要所のここ箱根の山中で、どんなドラマが展開されていたのでしょうね。
その後、仙石原のススキを覗いて(もう、終わってましたね)渋滞前に早々に箱根を退散してまいりました。(11/27.28)
2004年登り納めは上州、
子持山のとなり、小野子山の十二ヶ岳に
今回も、ちょっと贅沢、温泉付き登山、
と言うわけで、前夜、四万温泉泊に。
ほんとうは、稲包山を考えていたのだけれど、せっかくの温泉、まったりとしてしまって十時過ぎの出発に。日の短い時期のロングコースは禁物、よって往きに眺めて来た小野子山に。
林道を車で詰めて時間を節約、2台程先客がいて、
ちょいと安心。
気持ちよい雑木林を登りつめて、一時間少々で山頂へ。360度の展望、思った以上の好印象の山でした。
先客もいっぱい。地元の人に人気の山なんだなあと、納得してしまいました。
展望は、少し霞がかかっていたけれど、榛名山が眼前、横に目を転ずると、赤城が武尊が。
更に、皇海山、日光白根が、そして、浅間は薄っすらと煙吐く姿を見せ、今年は雪が少なのか、谷川連峰のみが雪を峯に載せ輝いていました。
風もなかったので、ゆっくり昼食。
山でのインスタントラーメン、堪らないねェ~。
宿の豪華な食事に勝るとも劣らないねぇ。
出だしが遅かったので、小野子山までは止めて、中岳までピストン。
さすがに、展望が良いだけに、ピラミダルな山
結構な急登を強いられました。
小野子山のほうは、躑躅の咲く頃でも来よっと!
今回も大満足の山行でした。
2008年
2007年
2006年
2005年
2003年
2002年
2001年
直線上に配置
2000年
2009年
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2004年