三頭山、御前山と続けば次に来るのは大岳山、この冬の時期に登ってないので、今日はここに決定!
まだ雪踏みできるかな、今年何度目かの寒波が来襲中とか。
車を払沢の滝の駐車場に納め、滝を覗いて見る。残念!氷結していませんでした。
寒いと言っても、まだまだ寒いうちには入らないのでしょうか。
車に戻り、身支度して茅倉集落まで舗装路歩き。
尾根の端っこ、里の始まりの際から始まる登山道、里人も使う杣道、そんな所に時に賽ノ神が祭られたりしていて、そんな道が大好きです。
そうした思いを巡らせつつ植林帯の路を辿ると路傍の自然石も道祖神や地蔵さんに見えてきます。
750㍍付近を越え勾配が緩やかになってくると笹路となり木間越しに大岳山が見えてきて、心のギヤを入れなおしてくれます。
そして程なく馬頭刈尾根に合流、それなりに岩場に雪が付いていて、ここでアイゼン装着、一呼吸入れ、大岳山目指し歩き始めます。
つづら岩を通過するまでは岩稜帯での雪氷期のアップダウンいうことで慎重に歩を進めていきます。
白倉BSから合流地点までくれば一安心、後は雪を愉しみ樹相を愉しみながらスノーハイキング、大岳神社にご挨拶して山頂へ。
おぉ~、絶景かな。丹沢の山々、御坂の山々、大菩薩嶺を従える秀麗な富士山が迎えてくれました。
勿論、御前山、三頭山をはじめとした奥多摩の山々も。
幸い風も無く、ここでランチ、熱々のコンデンスミルク入りコーヒーを片手に目にする富士山は最高である。
40分程ゆったりしてから帰路に。その間5、6人程の人と頂上での時間を共有、皆、満足げでありました。
帰りは往きの路を少し戻って白倉BS目指して下りることにしました。植林帯を一気に下りるルート、登りに取ると単調な登り一辺倒、夏は嫌ですね。
麓の入口が大嶽神社、大岳山はご神体、胎内巡りをしてきた訳です。
お礼の挨拶をして、大口真神の御札を頂いて、起点の駐車場にむかったのでした。(02/10)
     
 払沢の滝・滝壺 茅倉からの入路   馬頭刈尾根、富士山が視界に
     
往く手奥に目指す大岳山が  最初の富士展望台 、丹沢山塊が良い 近づく大岳山、大きく見えます 
     
大岳山山頂   山頂直下の一コマ  大岳山入口 一丁目石柱
今日はお手軽登山がいいな。
先週檜原都民の森、ならば今回は奥多摩都民の森(体験の森)にしようかな。
と言う事で栃寄集落へ。観光駐車場に車を停めて、ゆっくり歩き出します。
栃寄森の家を横目に見ながら林道をテクテクと。
石尾根がよく見えています。その中腹に点在する奥集落や峰集落も、よくあんな所にと思ってしまいます。
もうすぐ立春、すでに光の春がやって来ているのようです。
ヒノキの広場に通じる登山道に入ります。入ってすぐの急斜面、一昨日の雪が残り凍結している。ここでアイゼン装着。
これで万全、後は一歩一歩、歩を進めていきます。
やがて、1000㍍付近のヒノキの広場に出ます。そこから、シダクラの道という惣岳山の支尾根を登っていきます。
この路、あまり歩かれていず、ラッキー!針葉樹林帯を抜けると、ちょっとした雪原。惣岳山までの間、兎の足跡を辿りつつの雪踏みとなりました。
そして、縦走路に合流、おおぉ、さすが、こちらは良く踏まれている。昨日はどれだけの人が雪踏みに繰り出したのやら。
そして御前山に到着。11時前だけど晴れて風も無く、周りは5、6人、ベンチも空いている。ランチとする。
久しぶりカップヌードル・カレー味を頂く事にする。美味、美味。
のんびりしたら、後は下りるだけ。避難小屋の脇を通り抜け体験の森の中を下っていきます。
降り切った除雪してない道のほうが氷つき、アイゼンなしでは危険です。
栃寄森の家に立ち寄って、帰路に着きました。(01/25)
     
 二宮尊徳?  石尾根がよく見えます  ヒノキの広場
     
 木間越しの奥多摩湖  シダクラの道  木間越しの御前山
     
 縦走路分岐  ご存じ富士山  御前山
乾燥続く南関東にお湿りが、山は雪でしょう。
晴天、奥多摩の山々呼んでます。
何所に行こうか、石尾根もいいけど笹尾根を歩くのもいいかもしれないと、方針決定!
中央道上野原ICから上川乗へ、ここを起点に歩き始めます。
日陰の除雪されていない道路上には雪があり、尾根上の雪踏みが楽しめそう。
7時過ぎに歩き出すが、この辺り山の陰、まだ薄暗い。浅間峠に着くころやっと、お日様と仲良く同伴、ということになりました。
笹尾根に出ると冬木立越しに富士山が見えてきました。雪は期待した程でないけれど常に富士見しながらの山歩きはたまりません。
日原峠、土俵岳、小棡峠・・・と幾つも山のコブを越え、峠を越えていくこの路は、昔の人の生活の匂いが感じられ、心愉しい路です。
丸山を越すと笹尾根ぽっくなり、そして三頭山の姿が現れます。こうして見ると、どっしりとした大きな山です。
けっこう遠いです。数馬の湯に下る分岐を越したところに好展望の休憩地が(笹ヶタワ峠?)、ここでランチする事にしました。
既に11時過ぎ、余りゆっくりしていられません。何人かの単独行者とすれ違います。下りのコース取りが普通なのでしょう。
気を取り直して前へ、前へ。
槇寄山を過ぎればもう一息、岩っぽい尾根を登れば大澤山、やっと都民の森の領域に入りました。
足跡も一杯あります。避難小屋が見えて、辿り着いた実感が湧きます。
三頭山山頂に辿り着いたのが2時半、ちょっと時間オーバーかな。道理でもう誰もいない。
帰りのバスがあるかどうか分らないけど、今日は休日、期待して急いで下りることにします。
結果は、残念!今出たばかりとか。数馬まで歩くことに。
誰か拾ってくれないかな、でもむさ苦しいオジサン(オジイサン?)無理無理。それでも拾われやすいように左側をテクテクと。
そうしたら、助け人が!拾ってくれたのです。更に上川乗まで。なんという奇跡、がおこったのです。
ありがとうございました。白馬(白いランクルでした)の騎士。
奇跡が起こらなければ、歩き、バス乗継を考えれば2時間は更にかかり、陽はとっぷり暮れた事であろうに。
おかげで我が家の夕食間に合い、美味しいビールを飲むことが出来ました。(01/18)
     
浅間峠   土俵岳  丸山
     
 三頭山、まだ半分 笹ヶタワから 
     
 槇寄山  避難小屋 三頭山 
さてさて、やはり山に登らねば。
やはり奥多摩の山かな。
今日は快晴、富士見を兼ねてとなると、奥多摩湖畔に車を置いて鷹ノ巣山がベストチョイスかなと判断。
夜明け前の外環を疾駆。今日は満月なのだろうか?行く手にぽっかりと浮かぶ。
ラジオが日の出と月の入りが重なる日と伝えている。が今車上の人、山頂にはいないし、ブツブツ・・・。
奥多摩湖畔に車を停め朝食を済ませ、トイレも済ませ、いざ出発!
水根沢沿いのルートを取る事にする。
雪の影響を心配したが大丈夫、凍結箇所もほとんどなく、アイゼン不要、喜ばしいかぎりである。
その分、沢沿いの氷の造形も見ることができなかったのだが。
黙々と距離を稼ぎます。対岸で動きが、若いカモシカが斜面を駆け上がる。灰色の毛並みが遠目にも柔らかそう。
そして、榧ノ木尾根から石尾根に到達。やはり雪はない。ちょいと残念。なれど快晴無風、存分に展望を味わうことができます。
太陽が中空に達する頃、路は雪の無い分泥道に変わりつつあり、帰りは気を付けないと。
鷹ノ巣山山頂でランチ。コンロを出さずに手短に済ますことにする。
食事中に日原側から二人ほどやって来た。凍結状態は如何にと問うに左程では無いとの答え、そうですか相槌を打つ。
さて、帰りましょう。もと来た路を戻り途中から榧ノ木尾根を下る事にする。
なんとも気持ち良い路である。冬木立が尾根に開放的にしてくれ、木の葉の絨毯が愉しい。
ただ、絨毯の下が氷土、油断はできない。榧ノ木山のプレートを確認し、倉戸山を経由して湖畔周遊道路に降り、駐車場ににたどり着いたのでした。
愉しい2015年初山登りとなりました。(01/05)
     
     
     
 あけましておめでとうございます。
皆様方はどんなお正月だったでしょうか。
関東は例年通りの好天、早速山に出かけられたのではないかと推察しております。
ただ、寒気団はやって来ていて、関東以外は冬将軍との戦いに日々を費やしてる模様、
頑張ってください!とエールを送るだけですが、そう思ってキーボードをたたいております。
さて、ZIOめもハイキングがてらの初詣を考え、幾つかのプランを考えたのですが、御嶽山に行く事にしました。
といっても数ある御嶽山の内で、山渓の分県登山地図に埼玉最北の山と表記されていた御嶽山です。
大光普照寺を起点とすると初詣客とバッティングしてしまうので、新宿ふれあい公園を起点とする事にする。
元旦から公園で遊ぶ子も居ず、駐車スペースあり、トイレも確保できで、正解!でありました。
公園から釣り堀の横を通り抜けて尾根へ。
ガイドの通り気持ち良い雑木林が大光普照寺まで続いていて嬉しがらせてくれます。
お寺の駐車場の脇を通ると、案の定、車の出入りで混雑、ちょっと鼻高々の気分でありました。
境内に足を踏み入れると露天商の屋台が多く目にはいり、如何にも正月らしい。沢山の達磨が野積みされている。ダルマ市でも有名らしい。
そんな風景を愉しみつつ初詣。ここ大光普照寺は聖徳太子開基と伝えられているとか、それはともかく、古刹と言う事なのだろう。
これから伺うヤマトタケル伝説を持つ金鑚神社の神宮寺として、地元豪族の帰依を受けたと言う事か。
そして、金鑚神社へ。人の流れについて行くと自ずと目的地に。此処にても同じく初詣。
如何にも自身も含めて日本人らしい行動と思ってしまう。何の違和感なく神仏混交を地で行っているのだから。
だからこそ、金鑚神社の境内に重要文化財の多宝塔が建っているのだ。軒の曲線が美しい。ちょっとほっとかれているような廃れ感があり心配である。
さて、ご神体(奥の院)ともいうべき御嶽山に足を伸ばします。今年初めての山と言う事になります。
途中の鏡岩は9000万年前の断層面が露出した様とか、非常に興味深い事象、こんな出会いもあるんですね。
ささやかな山頂(343㍍)を踏んで、肩にに当たる見晴台へ。赤城山、武尊山、皇海山の好展望地である。
その足下に石仏に囲まれた東屋があり、そこでランチ。
風がとても冷たい。温かいものが一番、コンロの出番、コンデンスミルク入りの甘~いホットコーヒーをすする。至福の時です。
腹ごしらえしたら下りることにしましょう。のんびり里歩きしながら起点の公園に戻ります。
こんな寒い日は温泉、「かんなの湯」に浸かって、ほっこり、帰路についたのでした。(01/01)